2026/02/21 10:55
前回、肌は大切なものを出すための出口であるとお話ししました。
出口がふさがっていては、肌は呼吸ができず、本当の意味で潤うこともできません。
そこで大切になるのが洗顔です。
けれども、ここでいう洗顔は、少し一般のイメージとは違うかもしれません
それは、汚れを根こそぎ落とすことではなく、
肌を本来の状態に還すこと。
界面活性剤を手放すという選択
多くの洗顔料には界面活性剤が含まれています。
汚れを浮かせて落とす便利な成分ですが、
汚れだけでなく、肌が自らつくった皮脂膜を壊してしまうことがあります。
皮脂膜は、肌が自分自身を守るためにつくる自然の膜です。
この膜があることで、水分は内側に保たれ、外からの刺激もやわらげられます。
赤ちゃんの肌は、特別なものを何もつけなくても、
しっかりと水分を含み、みずみずしさを保っています。
それは、肌の表面にある皮脂膜が健やかに働いているから。
本来の肌は、外から何かを足さなくても、
自分の力で潤いを保つ仕組みを持っています。
一方で、皮脂膜を失った肌は戸惑い、
出口を塞いで守ろうとしたり、逆に無防備に乾いてしまったりします。
肌の自律は乱れてしまうのです
そこで、たどり着いたのは、化学の力で引き剥がすのではなく、
自然の摂理にかなったお酢とお塩の力でした。
お酢と塩が、肌をクリアにする理由
プロダクトのひとつ ILスキンクリア は、
界面活性剤を使っていません。
主役は、酢酸と塩です。
泡立ちはありませんが、
それは落ちないということではなく、落としすぎないという選択です。
お酢に含まれる酢酸は弱酸性で、肌の表面を健やかな状態に整えながら、皮脂汚れや古い角質をゆるめていきます。
さらに、匂いの原因となる成分は酸によって中和され、自然に和らいでいきます。
塩は水分を引き寄せる力を持ち、不要なものを浮かせて離れやすくします。
この二つの力が働き合うことで、
強くこすらなくても、汚れや匂いが静かにほどけていくのです。
それは肌に負担をかける洗浄というよりも、
溜まってしまった余分なものを、自然な流れでクリアにしていくような感覚です。
お酢で洗うと聞くと驚かれるかもしれませんが、
肌にとっては、とても素直で理にかなった方法です。
還るための、引き算の知恵
洗顔の目的は、出口を塞いでいる不要なものだけをそっと取り除くこと。
肌が「ああ、やっと呼吸ができる」と安心するような、
優しく澄み切った状態に還してあげること。
そうして整った真っさらな出口こそが、
浸透圧を最もスムーズに受け入れ、
自ら潤いを生み出すための最高の舞台になるのです。
|ILスキンクリア
界面活性剤フリー。
酢酸と塩の力で、肌の出口を優しくクリアにする洗浄液。
泡立ちはありませんが、
不要なものだけを静かに取り除き、
肌を本来の状態へと還していきます。
ILスキンクリア 400ml
9,350円(税込)

